2021-01-01から1年間の記事一覧

リバーサイドにいます

引っ越した、という旨のブログを前回書いたら、各方面から「聞いてない」、「なぜ言わない」、「住所変更の連絡はよ」など、ご指摘、お叱りの声をいただいた私です。すみません。 今回も、引っ越した話から。 新居の名前(マンションなのか、アパートなのか…

部屋とYシャツと段ボール箱と引っ越しと私

引っ越した。 唐突にそんなことを言われても・・・と思うと思う。ぼくもあなたの立場なら、全く同じ感想を漏らすはずである。でも、そんなことはお構いなしに話は続ける。 不動産の賃貸には不思議なことがたくさんある。例えば、「礼金」。なぜ、借りる側、…

いま悪いことは、悪いことじゃない

この間、ある人と話をしていたら、健康の話になった。 その人は、サプリなどを飲んでいるらしいのだが「自分は元々健康なので、あまり変化がわからない」と話していた。「でも、周りの人は『すごくよくなった』という人もいるから、まあそういうものだと思っ…

自分を認める話

ぼくのある尊敬する人から、こんな話を聞いた。 いつものごとく、ぼくはその人の言葉をニュアンスで覚えている。なので当人からすると、ひょっとしたら「そんなこと言ったっけ」と思うかもしれない。まあ、僕はこう受け取ったよ、というお話である。 どんな…

あすなろの話

世の中に流布している「あすなろ」の話が大嫌いである。 唐突にどうした、と思われるかもしれないが、唐突なのはいつものことであるからして、話の本題にスッと入っていく。 と書いている時点ですでにスッと本題に入っていないではないか、という諸兄のご指…

コミュニケーションの難しさについて

文章を書く、ということを仕事にしているにもかかわらず、いや、文章を書くことを仕事にしているからこそ、かもしれないけれど、コミュニケーションというものの難しさを感じている。 ぼくは元々コミュニケーション能力が高い方ではない。こう書いてみて「コ…

文章を書くことについて、ぼくが考えたこと

ぼくが誰かに何かをエラソーに語れることなんて、この世に一つもないけれど、一応、20年以上プロとして文章を書く仕事をしてきた(し、今もしている)立場から、文章の書き方については多少お話しできることがあるかもしれない、と思っている。 と書いてみて…

貫き通すことの大切さについて

「なかやまきんに君」って、スゴイと思う。 何カ月もブログを放置しておいて、唐突に何を言い出すのかと思うかもしれないけれど、まあ物事の始まりなんて常に唐突だし、ラブストーリーは突然にだし、あの日あの時あの場所で君に出会わなかったら、ぼくらはい…

微差は大差、という話

ぼくが所属している『楽読』という速読スクールのそばには、某有名コーヒーチェーン店(ス○バ)が3つもある。 ちなみに、ぼくが住んでいる東京都江戸川区には、区内に2店舗しかない。もう一度言う。「区内に」2店舗のみ、である。なんじゃこの格差(笑)。 …

目の前に起こる現象は、自分自身がつくりあげた完璧な作品である

「目の前に起こる現象は、自分自身がつくりあげた完璧な作品である」という言葉を遺した人がいる。 格闘技の世界で8人もの世界チャンピオンを育て上げ、現在は「中心道」を創始し、経営者や次世代を担うリーダーたちを育てる塾を行い、さらには心身調律メソ…

あなたの感情は、常に正しい

人間には感情がある。たぶん、人間以外の動物にもあるんじゃなかろうか、と思う。植物にも、感情があるらしいという研究結果が出た、という記事を何かで読んだことがある。となれば、生きとし生けるもの、万物にすべからく「感情」はあるのかもしれない。 た…

大切なものを大切にするために

「人のことなら、良くわかる」ということが、人には往々にしてある、と思う。 ぼくの場合、「大切なもの、こと、ひとを大切にする」ということが、もう一つ、わかっていなかった、と最近氣がついた。 ぼくが他人様を見れば、「もっと奥さんを大切にしなさい…

才能として捉える

物忘れが激しい。これはもう、老化というよりも、もともとそうだった、と思う方が良さそうだと最近は思っている。 今日も、ぬかどこにアボカド(ウマいらしいのだ)を漬けていたのを忘れて、なにやらぬかみそと違う手ごたえがあるなと思って、ややアボカドを…

何の意味もない文章を、村上春樹っぽく書いてみた(その3、あるいは『鳩』との対話)

「なぜ、銭湯の隣にコインランドリーがあるのか、考えたことはあるかい」 「鳩」は、抑制のきいたバリトンで、ぼくに問いかけた。 あるいは、その問いはぼくに向けられたものではなく、ただ、そこに観賞用のために置かれた問いだったのかもしれない。今とな…

数字について

太った。 自分がベストだと思っている体重ははるかに超え、自分の中で「大台」と思っているラインをも、いつの間にか超えていた。 いまの私の家には、体重計というものが存在しない。なぜか。必要がないからである。ぼくは自分の体重を毎日計って、増えたの…

名前、特に人名について

誤字脱字にものすごく敏感な人と、ものすごく鈍感な人がいる。 いつも繰り返し言うけれど、良い悪いの話ではない。どちらかと言えば、好みの問題である。 ぼくがついつい気になるのは、人の名前を間違える人、である。特に漢字。ぼく自身が「あべ」という、…

一生抜かない刀を研ぎ続ける

「一生抜かない刀を研ぎ続けるのが、武士道である」と、ある人から聞いた。 そして、ぼくのチキンヘッドでは処理しきれない何かを感じつつも「そりゃスゴイ」と思った。 一生抜かない刀を研ぎ続ける。 パッと聞くと、「それ、意味あるんですか」と聞きたくな…

書くことの作法、あるいは才能を伸ばすこと

ごくまれに「ブログ読んでます」と言っていただけることがある。これは大変うれしい。7割3分、自分のために書いているブログであるとは言えども、誰かのためになっている(それが例え、ちょっとした暇つぶしであったとしても)とすれば、嬉しいことだ。 そし…

フリーランスとして活躍するために必要なこと

ちょっと前にも書いたけれど、「フリーランスとして活躍するために必要なこと」について、改めて書いてみたい。こう書くと、だいぶ偉そうだなと思うのだけれど、反面教師的に読んでいただければと思う。 と言いつつ、これに関してはいくつか(というか、星の…

力を抜くのか、力が抜けるのか

当たり前といえば当たり前なことなのだけれど、「肩の力を抜く」といったことを言う。 (妄想、ここから) 「もっと肩の力を抜いて、気楽にやってみたらどうかね、きみ」 なんてなことを、まじめが取り柄で四角四面で、融通が利かない社員に対して、ちょびヒ…

ぼくは旅するように生きていきたい

ずいぶん詩的というか、ポエム風味の強いタイトルにしてしまったけれど、これはぼくが結構本気で思っていることである。 正直に言えば、リアルなぼくは結構荷物も多いし、捨てられない思い出の品なんかも多い方で、どうやっても「ミニマリスト」とかにはなれ…

企業で働くこともリスクになりうる

これはもうタイトルのまんまで、これ以上言いたいことは特にない。 これで終わってしまうのもあんまりなので、少し説明を加えていきたい。 ぼくらはついつい「企業で働いていれば安心だし、安定している」とか、「フリーランスは不安定だから怖い」と思った…

「朝が弱い」あるいは「朝に弱い」ことについて

朝が弱い。 と言っても、朝チーム対昼チームで、昼チームが圧勝したとか、朝の時間帯の売り上げが悪いとか、朝潮が負け越したとか、そういうことを言いたいわけではない。 そもそも、朝チームと昼チームって何だ。バイトのシフトが朝のグループと昼のグルー…

働くということ

振り返ってみると、名前を聞けば誰もが知っているような(たぶん)大企業のグループ会社で勤務した経験から、雑居ビルのワンフロアを借りて数十人でやっている零細企業で働いた経験から、一人でフリーランスとして仕事をするということも経験させていただい…

「人が作ったものではないもの」を見ること

先日、友人に誘われて鋸山に行ってきた。 鋸山とは何かというと、山である。 これではさすがに「読者をバカにするな」と暴動が起きかねないのでもう少し説明すると、千葉県にある、山の中に建てられた寺院である。詳しくは、ウィキペディアにお任せしたい。 …

まず、放つ

まずは放つこと、一歩踏み出してみることからしか始まらない。 ぼくのことを知っている方は「そうだね」と思われると思うけれど、ぼくはものすごく慎重派である。こう書くと聞こえが良いけれど、正確には及び腰というか、逃げ腰というか、へっぴり腰というか…

節分と多様性

年中行事みたいなものからご無沙汰するようになって、だいぶ経つ。 昔は(といってもそこまで昔ではない、ここ10年くらいか)、そうは言っても、割となんやかんやと年中行事をやるタイプの人間であった。クリスマスには鶏を一羽丸ごと焼いてみたり、お正月に…

ありがたくないことも、ありがたい

一見「ダメなこと」、「失敗したこと」も実はダメではなくて、前進するためには必要なこと、なんだよなと思ったりする。 ぼくは基本的に(これは前も書いたけれど)、自分が不得意なこととか、上手くできないことはどうにかやらないで済ませようとする傾向に…

【非公式】ミルクボーイの漫才を作ってみた_「ツイッター」

「どもー。よろしくお願いします~、ありがとうございますー。ねっ。今、野田クリスタルの上腕二頭筋をいただきましたけれども」 「こんなん、なんぼあっても良いですからね」 「ありがたいですね」 「ところで、唐突なんやけど、うちのオカンが好きなSNSが…

この世は矛盾で成り立っている、という話

この世の中は、矛盾で成り立っているのだな、と思う。 例えば、自分のことを一番知っているのは「自分」だけれど、自分では、自分のことがよくわからない、ということが起こったりもする。 自分は何が好きで、何が嫌いで、何を大切にしていて、どういう人生…