目の前に起こる現象は、自分自身がつくりあげた完璧な作品である
「目の前に起こる現象は、自分自身がつくりあげた完璧な作品である」という言葉を遺した人がいる。
格闘技の世界で8人もの世界チャンピオンを育て上げ、現在は「中心道」を創始し、経営者や次世代を担うリーダーたちを育てる塾を行い、さらには心身調律メソッド「コアチューニング」も開発した須田達史さんである。
須田達史さんの詳しいことは、こちらから。
コアチューニングに関しては、こちら
「自分が見ている世界は、全て自分が創り出している」といったような話はよく耳にするし、「まあそうだよね」と思ったりもする方も多いと思う。もちろん、そうは思ってないという方もいてもいい。
ぼくは、「まあそうだよね」と思っていたし、そういう意識で生きている、と思っていた。
でも、違った。いや、違ったわけではない。意図しない方に創り上げてしまっていた、ということに気が付いたのである。
「自分が見ている世界を自分が創っている」と言うと、「いいや、私はこんな世界を創りたいと思ってない」という人がいる。「私が創りたいのは、平和で、誰もが穏やかで、ありとあらゆる争いがなく、飢餓のない世界だ」という人もいるかもしれない。
でも、この世の中はそうなってないじゃないか、というわけだ。
確かにそうだ。だからこそ、今回はこういう人、あるいは、もっと規模を小さくして、「自分が望む人生にならない、どうして私ばかり辛い目に遭うのか」と思っている人に向けて、ブログを書いている。
ぼくのことを書く。参考にしてくれても、してくれなくても構わない。ただ、「あのメガネ（知らない方は知らないだろうが、当方メガネのチョビヒゲである）、あんなこと言ってたな」と、心に留めてもらえたら嬉しい。
さて。ぼくの目の前に「明らかに『A』なのに、『B』と迷う」という現象が現れた。これはぼくが、ではない。他の人が、である。ぼくから見ても、『A』に見える。本人も、そうじゃないかと思っている。でも、迷っている。
ここで、ぼくの脳裏に冒頭の言葉が浮かんだのである。
そして、「ぼくなのか」と思ったのである。
ぼくはぼくで、明らかに『A』なのに、『B』だろうか、それとも『C』だろうかと迷っていたんだな、と悟ったのである。
あ、ここで言う『A』はあくまで概念的な『A』で、先ほど人が悩んでた『A』とは別物だと捉えていただきたい。
ここで重要なのは、『A』という判断や決断が正しいかどうか、ではない。自分の心が『A』だ、と思っているかどうかの方が大切だ。
で、ぼくは『A』だと思っているのに、迷いや、恐れや、躊躇で「本当に？」と自分にブレーキをかけていることに気が付いたのである。ブレーキをかけること自体は、悪いことではない。
でも、そのブレーキは時に、判断を鈍らせる。
ぼくの心は『A』だと言っている。ならば、迷うことなく『A』を行けばいい。恐れることはないし、躊躇することもない。なぜなら、目の前に起こる現象は、ぼくの完璧な作品なのである。『A』を選べば、選んだなりの作品が出来上がる。そこに覚悟を決める、肚を決めることだけが必要だと気づいたのだ。
あのアントニオ猪木も言っている。
「迷わず行けよ、行けばわかるさ」
何が言いたいかと言うと、自分の覚悟が決まっていない、肚が定まっていないからこそ、目の前にそういう現象が生まれた、ということ。自分の肚が決まれば、自ずと迷いは消え、決まっていく。それが、他人の行動という表現で映し出されることもある、ということである。
「どうしてこんなことが起こるんだろう？」と思う時ほど、自分の内面を見てみるといい。自分が決め切れていなければ、決まり切らない現実が起こるし、自分が大切なものを疎かにしていたら、自分の大切なものが疎かにされてしまう現実が起こる、かもしれない。
そんなわけで、ぼくは某ハンバーガーチェーンでバーガーの二個食いと、フレンチフライポテトのLサイズを注文するという、デブまっしぐらの決断を決めたのである。
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当ブログは基本ノンフィクションですが、一部フィクションです。
ちなみに、今回のブログにはウソ情報が2つ含まれています。
わかった方には、ぼくから「スゴイ！」と３回ほめられる権を贈呈します。
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