貫き通すことの大切さについて

なかやまきんに君」って、スゴイと思う。

 

何カ月もブログを放置しておいて、唐突に何を言い出すのかと思うかもしれないけれど、まあ物事の始まりなんて常に唐突だし、ラブストーリーは突然にだし、あの日あの時あの場所で君に出会わなかったら、ぼくらはいつまでも見知らぬ二人のままだったわけだし、細かいことは気にしないでいただきたい。

 

もし、当ブログを読んでいる方の中で、なかやまきんに君を知らない方がいたとしたら、今すぐGoogle等の検索エンジンで検索していただきたい。

 

ま、一言で言えば芸人さん、一人でやってるいわゆる「ピン芸人」ということになる。しかし、彼の特徴は何しろ「きんに君」というくらいなわけで、筋肉にある。

 

Wikipedia先生によると

 

「体格と筋肉を生かしたボディビルダー風の芸風(ボン・ジョヴィの『イッツ・マイ・ライフ』に合わせいくつかポージングの後、「やー」と最後に叫ぶ)」

 

と書いてある。

 

彼の芸風について過不足なく説明されてはいるのだけれど、これを文字面だけで見ても何が面白いのか、さっぱりわからないと思う。

 

ただ困ったのは、これをYoutubeなどで動画を見たとしても、「なんでこれが面白いんだ」と思う可能性も否定できないことにある。

 

いや、なかやまきんに君のすごさは、実はこの辺りにある。

 

今でこそ、松本人志を始め、M-1チャンピオンのマヂカルラブリー野田クリスタル品川庄司(ここはコンビで)など、筋肉を鍛えてる芸人さん(そしてそれを公言する方々)も増えてきたけれど、なかやまきんに君はキャリアと覚悟が違う。

 

何しろ「なかやまきんに君」が芸名である。この人から筋肉抜いたらどうなるんだろ?と思わざる得ない。

 

しかも、今年のボディビル大会、75キロ超級(確か)で優勝までしたらしい。本気も本気である。

 

今でこそ「筋肉芸人」なんてカテゴリー(?)が生まれたりしているようだけれど(さっき検索してたら「筋肉芸人 一覧」のサジェストが出たぞ)、この道を開拓したのは間違いなくなかやまきんに君だったんじゃないか。

 

(昔「ぶるうたす」って筋肉漫談をする人がいたんだけれど、なかやまきんに君ほどのムーブメントを起こせなかった印象がある)

 

なかやまきんに君の何がすごいって、面白さのかけらもない(と思われても仕方ない)筋肉と、お笑いを結び付けて考えたことにある。

 

そして(これは一度見てほしいのだけれど)ボン・ジョヴィの曲に合わせて叫ぶ彼の姿は、何が面白いんだか全くわからないんだけれど、思わず笑ってしまう。

 

ちなみに、なかやまきんに君YouTubeチャンネルもあるのだけれど、こちらはただただ効率よく筋肉を鍛えるための情報を紹介している(そして、登録者数100万人突破しているし、ほぼ笑いはない)。

 

何が言いたいかと言うと、自分の好きなものや、自分がこだわっているものを貫き通すことが、結果として自分の目指す道と繋がったりするものだよ、ということである。 

 

だから、自分がやりたいこと、目指していることをやっているはずなのに、なぜか本当の自分とずれてるような気がする・・・と思った時には、なかやまきんに君を見るといいと思う。


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