【非公式】ミルクボーイの漫才を作ってみた_「ツイッター」
「どもー。よろしくお願いします~、ありがとうございますー。ねっ。今、野田クリスタルの上腕二頭筋をいただきましたけれども」
「こんなん、なんぼあっても良いですからね」
「ありがたいですね」
「ところで、唐突なんやけど、うちのオカンが好きなSNSがあるらしいんやけど、その名前忘れたらしくて」
「好きなSNSの名前忘れてもうて。どないなっとんねん。けどな、オカンの好きなSNSなんて、mixiか、My spaceくらいなもんやろ」
「それがちゃうらしいねんな」
「ほんなら、オカンが好きなSNSの名前、一緒に考えてあげるから、どんな特徴言うてたか教えてくれる?」
「短い文章が投稿できて、有名人とかも結構使ってて、利用者が世界中に4000万人くらいいるらしいねん」
「ツイッターやないか。その特徴は完全にツイッターよ。すぐわかったやん」
「オレもそう思ってんけどな、オカンが言うには、それをやるには2時間ぐらい集中する時間が必要や言うねん」
「・・・ほな、ツイッターとちゃうか。ツイッターはね、電車移動の間とか、何かと何かのスキマ時間にパッと見るのにちょうどええねんから。えー。わからんやん。他にどんな特徴言うてたか、教えてくれる?」
「トリみたいなマークや言うねん」
「ツイッターやないか。トリのマークと言えば、イトーヨーカドーか、昔のニトリか、ツイッターと決まってんねんから。これはもうツイッターで決まりよ」
「オレもそう思ってんけどな、オカンが言うには、一つずつじっくり投稿を読むのが楽しいっていうねん」
「・・・ほな、ツイッターとちゃうか。ツイッターはね、フォロー人数が少なくても、膨大な投稿をチャッチャとさばいていかな時間がなんぼあっても足らんのよ。中には『寝坊したなう』とか、そんなしょーもないツイートもあるから、読み飛ばすセンスが相当必要やねん。ホンマにわからんやん。他にどんな特徴言うてたか、教えてくれる?」
「トランプさん、めっちゃ炎上した言うねん」
「ツイッターやないか。炎上したどころか、今締め出されてはんねんから。それは完全にツイッターやないか」
「インスタグラムの親戚らしいねん」
「ツイッターやないか。インスタグラムは写真メインのSNSや言うてんのに、文章めっちゃ長かったり、ハッシュタグめっちゃついてたりして、『あれ、これツイッターちゃう?』と思うことあんねんから。これはもう完全にツイッターやないか」
「いまいち、有意義な使い方わからんらしいねん」
「ツイッターやないか。なんかめっちゃ良い情報が入手できるというわけでもないし、有名人の日常を垣間見える気はすんねんけど、仲良くなれるわけではないし、無駄に情報量も多いし、でもなんかやめられへん中毒性があんのよ。それがツイッターやから。あれはきっと、庶民から時間を奪おうという闇の組織が運営しているに違いないとオレはにらんでんねん。これはもう、ツイッターや。ツイッターで決まりや」
「オトンが言うにはな」
「オトン!」
「アメブロちゃうか、って」
「絶対ちゃうやろ。どうも、ありがとうございました~」
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