あなたの感情は、常に正しい

 人間には感情がある。たぶん、人間以外の動物にもあるんじゃなかろうか、と思う。植物にも、感情があるらしいという研究結果が出た、という記事を何かで読んだことがある。となれば、生きとし生けるもの、万物にすべからく「感情」はあるのかもしれない。

 

ただ、今のところぼくは人間で、人間のことしかわからない(もう少し言うと、自分のこともよくわかっていないくらいだ)ので、今日のところは人間についての話をする。

 

我ながらめんどくさいひとだな、とこの書き出しを見て思う。うむ。まあ、あきらめていただきたい。

 

さて。人間の感情というのは、便利なんだけれども取り扱いが難しいもの、である。「感情的になるのはやめたまえ!」とか、よくおじさんが逆上した不倫相手に言ってるシーンとかあるけれど(偏りすぎ)、人間、実は感情的にならない方がよほど問題である。

 

「あれが好き」、「これが嫌い」、「これはしたい」、「これはしたくない」といった感情は、自分自身の内側から出てくるものである。だから、この感情は自分の本能に近いところから出てきている可能性が高い(まれに、自分の感情すら偽物ということもあるけれど、それは置いといて)。

 

ということは、その感情を認めないと、自分自身が何者で、何をしたい人なのかが見えてこない可能性がある。何を見て喜び、何を見てワクワクし、何に感動し、何が嫌いか。起点としては、大いに自分の感情を素直に味わう方がいい、とぼくは思っている。

 

でも、世の中の人たち(という言い方はあまり好きではないが)は、自分の感情よりも、「こうすると上手く行く」とか「世の中こういうものだ」とか「常識的にはこうだ」とか、そういうことに目を向けがちだ。それはそれで、決して悪くはない。ただ、「本当にそうか?」とは、聞きたくはなる。

 

もちろん、自分の感情だけに従って、人の迷惑やどう見られているかなんてお構いなしで構わない、と言いたいわけではない。でも、起点は自分の感情にある。自分が「今こう思っているんだ、感じているんだ」を大切にしない限り、本当の自分のやりたいことや、本当に自分が望んでいることとは、出会うことができない。

 

それは、最近ぼく自身も体験したことだ。

 

世の中の常識や、一般的な情報、あるいは過去にあった出来事や、自分が負った心の傷(というほど大げさなもんでもないのだけれど)を見て、自分の本当の願いや、本当にどうしたいか、から目を背けようとしていたことに気が付いた。

 

でも、そういう人って多いんじゃないかな。

 

だから、ぼくはこのブログを書いている。

あなたが感じていることを、信じよう。

ぼくはそう言いたいのである。

 

ちなみに、ぼくが経験したことというのは、どうやら一人暮らしの40代男性は、ミスタードーナツに行って一度に5個もドーナッツを買わないらしく、それを否定されたことを心の傷として持ち続けていたのである。

 

しかし、その傷を乗り越えたぼくはドーナッツを一度に7つ購入し、家に着くや否や3つ食するという離れ業を決めたのである。

 

ともかく。あなたが感じている感情は、間違いなく正解で、あなたに何かを伝えようとしている。そのことを認めてあげてほしいし、フタをしないでほしい、とぼくは切に願う。

 

オールドファッションとチョコファッション、どっちを買うかで悩んだら、両方買ったらいいのである(何かが違う)。

 

※当ブログは一部フィクションです。

 

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