「朝が弱い」あるいは「朝に弱い」ことについて

 朝が弱い。

 

と言っても、朝チーム対昼チームで、昼チームが圧勝したとか、朝の時間帯の売り上げが悪いとか、朝潮が負け越したとか、そういうことを言いたいわけではない。

 

そもそも、朝チームと昼チームって何だ。バイトのシフトが朝のグループと昼のグループで、草野球でもしたのか。というか、そしたらそのバイト先どうなってんだ。大丈夫か。店はちゃんと回ってるのか。

 

コホン。

 

「朝が弱い」、つまり、ぼくは朝早く起きるのが大変苦手で、正直困っていた。うむ。「いた」と過去形で書いても良いんじゃないかと思う。というのも、ちょっと改善が見られてきているからである。

 

何しろ朝起きれなくて困っていたので、実はそれっぽいことは色々試してみた。カーテンを開けっぱなしにしてみたり、日中、出来るだけ太陽光を浴びるようにしてみたり。スマホを枕元に置かなかったり、目覚ましを布団から遠いところに置いたりということもしてみた。

 

が、いずれも不発であった。カーテンを開けっぱなしにしておいても、ぼくは朝日を浴びながらぐーぐー寝てしまっていたし、日中太陽光をどれだけ浴びても、朝起きる時間には何の影響もなかった。スマホを枕元に置くのをやめたり、目覚ましを遠くに置いても、結局目覚ましを止めて再度寝てしまうので、無意味だった。

 

が。最近L-テアニンなるアミノ酸の一種が含まれたサプリを飲んでから寝るようにしてみたところ、何となく、朝の目覚めが良いような気がしているのである。

 

元々、こちらとしては寝つきは良い方で(むしろ眠くならない方法が知りたいくらい)、睡眠の質改善、ということにはさほど興味がなかった。ただ、「目覚めたときにスッキリ起きられる」と、うたい文句に書いてあって、それが実現したら良いなと思って飲み始めたのである。

 

で、飲み始めて初日、効果がてきめんに出た。二日目、三日目もそれなりに効果はあるような気がしている。だから、「困っていた」と過去形で書いたのである。

 

実は、これがサプリの効果であろうとなかろうと、ぼくにとってはどちらでもよかったりする。ひょっとしたら、単なる「プラシーボ(偽薬)効果」かもしれない。プラシーボ効果とは何かというと、何の薬効もない砂糖の塊を「画期的な新薬です」と言って飲ませると、一定数の人の症状が改善する、というアレである。

 

それでも別に構わない、とぼくは思っていたりする。要は「朝、早く起きられるようになりたい」というのがぼくのニーズであって、それに対して「改善できますよ」という商品がある。それで、その人の商品を買って、試して、効果があったなら、それは嬉しいことだと思う。

 

ぼくはここから、いくつかのことを考える。

 

1)自分が望む結果が出せるのであれば、手段にこだわる必要はない。

 

2)結果を出すためには、実は何より意識が重要である。

 

3)バカとサプリは使いよう。全面的に拒否するべきものでもない。

 

4)朝、起きられると時間の余裕が出来て大変良い。

 

問題解決、課題解決こそビジネスにつながる。プラシーボ効果だろうが何だろうが、ぼくの「朝起きれない」という課題が解決したのは大変うれしいことだ、ということが言いたかったのである。

 

=====
編集プロダクション、出版社、企業広報など
文章を書いて20年のプロが、
あなたの話を聞いて
「想い」を文章にします。

ご依頼、お問い合わせはこちらから

あべのぶお ライティング依頼・問い合わせフォーム


=====

あなたが解決したいお悩みやテーマを聞いて、
あなたの中にしかない「答え」を
一緒に見つけに行くセッション、承ります。

あべのぶお 個人セッション申込みフォーム

=====

本当のあなたの可能性に出会う、
人生を楽に楽しく先読みする速読

『楽読』の体験会は↓↓こちら↓↓から
https://rth.co.jp/school/single-school.html?schoolId=6