「元氣」について考える
どうにもこうにも、元氣が出ない。
皆さんにも、そういう時があるんじゃないかと思う。
今まさに、ぼくがそういう状態である。
だから、今ぼくが一番会いたくない人物はアントニオ猪木である。今イノキさんに会って「元氣ですかっ」と問われても「すいません」という回答しかできない。当然、次の展開は「元氣があれば何でもできる」だ。んなことはわかってる。
そう言えば昔、『ビートたけしの元気が出るテレビ』ってのがあったな。ダンス甲子園とか、見てたな。そこに出てたメロリンQが、今やれいわ新選組なわけで、時代の流れを感じる。
ええと。なんの話だっけ。
そうそう。元氣があるとかないとか、そういう話だった。
そう、別に体調がすこぶる悪いとか、新型コロナウイルスに感染したとか、満月を見ると狼になってしまうとか、そういうことではなく、ただまあ、何とも元気が出ないわけである。
こういう時は、好きなことをするに限ると思って、最近はお笑いの動画をYoutubeで見たり、マンガを読んだり、そんなことばかりしている。ところが、それはそれで「私は何をしているのか」と思ってまた元氣がなくなってしまったりする。困った。
そもそも、元氣とは何なのか?とふと思う。
そもそも「気」あるいは「氣」というのはパンパンに満ちた風船のようなもので、そこから徐々に「氣」が抜けていく。それが満ちた状態に戻る、つまり元の氣の状態が「元氣」だという話を聞いたことがある。詳細は間違ってるかもしれないが、氣にするな。
ぼくはたいがい、ブログを書くときにはなにがしかのテーマを持って書き始めることが多い。ところが、今回に限っては本当にテーマが何もない。書いていたら何か湧いてくるかなと思ったけれど、何も思い浮かばない。やれやれだ。
こう書くと、何か悪いことがあったのかと思う方もいるかもしれないが、そんなことはない。「良い奴ばかりじゃないけど、悪い奴ばかりでもない」とはよく言ったものだ。違うか。それでもブルーハーツの曲は色あせないな。
人間、胸を張って「元氣です」とは言えないことも、人生のうちにはあるんじゃないかと思う。そんな時に、どう生きるかも結構大切なんだろうと思う。今、ぼくはまさにその状態にある。そして困っている。
かと言って、無理くり元氣を出そう、とは思っていない。どうせ無理だし、カラ元氣ほどぼくが嫌いなものはない。ちなみに、同じくらい嫌いなもの、苦手なものはメロンだ。メロリンQではない。
たぶん、こういう記事はブログとしてリリースすべきではないんだろうなあ、と書きながら思っている。誰も得しない。みんなの役に立つ有益な情報をこそ、ブログにして発信するべき、なんだろう。
まあ、ぼくの普段のブログがそうなっているかどうかは置いておくとして。
「取り返しのつかないもんがあるのが、折り返した人生さ」
北海道、札幌が誇るHIPHOPグループ、THA BLUE HARBのラッパー・ILL-BOSSTINOは言う。ものすごいパンチラインだ。韻を踏みながらこんなに人生の真理を突いたことを言えることに驚く。そう。ぼくの人生ももう折り返しだ。そろそろ本腰を入れないと、取り返しがつかなくなる。
だから、元氣があるのないのと言っていられない。本当は。
やりたいことはあるし、今世やっておきたいこと、やるべきこともたくさんある。一方で、目の前のこと、いわゆる「やらなきゃいけないこと」に囚われている、のかもしれない。それはよくわからない。
だからぼくが何を言いたいかと言うと、元氣がないのはあなただけではない、ということが言いたいのである。ちゃんと生きて、朝起きて夜寝て(もちろん逆でも良いし、寝ていなくても、ずっと寝ていてもいい)、三食食べられて(もちろん二食でも四食でもいい)、屋根のある家に住んで(しつこいようだが、野外だって、屋根のない部屋だっていい)、とにかく生きていることで十分だとお伝えしたいのである。
ひとまず、生きること。それから、何のために生きるのかを意識すること。あるいは、死ぬ時のことをイメージすること。そこから逆算して、どう今を生きるかを考えること。そんなことが大切なのかもしれない。
いや、あるいはそんなことを考えているから、ヘロヘロになっているのかもしれない。正直なところ、そのあたりは自分でもよくわからない。
たぶん、本当ならこんなブログの記事は公開しない方が色々良いのだろうと思うけれど、敢えて(何の「敢えて」かはわからない)上げておこうと思う。
とにかく、ぼくは元氣です。
いや、元氣じゃないかもしれないけど、まあまあ幸せに生きてます。
じゃまた。次回はちゃんとした記事で会いましょう。たぶん。
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