楽しい方が楽しい - そのたもろもろ

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最近、楽しいなと思うことが増えている。

・・・いや、そんなわけがない。世の中は新型コロナウイルスの影響で大変だし、緊急事態宣言発令中だし、何かとユーウツな世の中だし、トランプさんは退任したし、風の時代だし、ライオンズゲートは閉まったし、こんな時にお前みたいな44歳独身、地位も名誉も金もなくて、友だちも少ないし、彼女もいないようなヤツが楽しいわけがない・・・。

と思いたくなるのは、そちらの自由である。

もちろん、緊急事態宣言は色々不便だし、新型コロナウイルスに感染して大変な思いをしていたり、医療現場の最前線で一生懸命働いてくださってる方々のことを考えると、そんなに楽しいとも言ってられないのかもしれないけれど、それでも、である。

自分が「楽しい」か「楽しくないか」は、実は周りの環境や状況はあまり関係がない。自分が置かれた状況をどう面白がれるか、楽しめるかだし、自分のご機嫌をどうとるか、自分がどうしたら楽しいかを知っておけば、そんなに大変なことではない。

もちろん、夜飲み歩くのが趣味だという方にとっては、なかなか辛い時期だろうと思う。でも、例えばたまには有給でも取って、昼間から飲み歩いてみたり、お気に入りの店の料理をテイクアウトして家で食べてみたり、楽しもうと思えば、結構色々楽しめる。

ぼくが最近やったことと言えば・・・
・近所のスーパー銭湯で長湯
・ドーナツ屋でドーナツ2個食べる
・ドーナツ屋でコーヒーを3杯おかわり
・『羊名人（ようめいじん）』なるスパイスを買って、ラム肉料理
・晴れた日に京橋～八丁堀をぶらぶら
・たまに仕事
・ブログを書き溜める
・お昼に焼肉定食
・YouTubeでミルクボーイの漫才『アスパラ』を聞く

どうだろうか。大したことはしていない。別にキャデラックに乗って、おねーちゃんをはべらせて、ドンペリを開けてワッショイしているわけではないし、ネズミやアヒルが闊歩しているところに行って、宇宙旅行的なものを体験してきたわけでもない。まー、ささいなことばかりである。

でも、これをどれくらい「楽しい」と思えるかだし、自分が「やりたいな」と思ったことをするか、ということじゃないかなと思う。

「やりたいことはあるけれど、そんなん無理やわ」と言ってしまったら、もうそこで話は終わる。「じゃあ、どうしたらできるだろう？」と考えてみたらいい、とぼくは思う。

ぼくはお風呂やサウナが好きで、可能なら昼からずっと入りたいくらいである。でも、さすがに一日中は難しい。だから、スーパー銭湯に行ってみたりする。今度は大浴場とかサウナが付いたお宿に泊まって、仕事の合間に風呂に入る生活（あるいは、風呂の合間に仕事をする生活）をしてやろうと目論んでいる。久々にぼくに会って、ちょっとふやけてたら「ああ」と思ってほしい。

「お金があるからできる」、「フリーランスだからできる」、「あなただからできる」。

そんなはずはないのである。やろうとするか、やらないでもいいやと思うかの違いである。

と言いつつ、あなたが急速に関西人化しつつ「そんなん無理やん」と思っても構わない。別にどちらでもいい。「そんなん無理やん」と思って、日々つまらなーく生きていくのも、悪くはない。

ただ、面白いことをしよう、毎日を少しでも楽しくしようと思うのならば、毎日のちょっとしたことからでも変えられる。

ぼくらは不自由そうに見えて、実は自由である。この世は、どうやったって楽しめる。楽しみ方は自由自在である。

ある意味、「苦しい」、「しんどい」、「大変だ」、「不謹慎だ」、「謝罪しろ」とやっている人たちだって、あれはあれで楽しんでいる、という見方だってできる。物事は何でも「捉え方」で変わる。

物事、世の中は、見方によっては楽しいことばかりだし、見方によっては辛いことばかりだ。実は、目の前に広がっている事実や現実は、何も変わっていない。ぼくらがどう認識するか、でしかない。

だったら、楽しく生きた方が楽しいんじゃないか。ぼくはそう思っている。

ぼくも昔は、「世の中は辛いものだ」と思っていた。でも、考え方やモノの見方は変えられる。今はそう思っている。

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