足りないものを探すより、できる方法を考える

 

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「〇〇じゃないと、〇〇にならない」あるいは「〇〇するためには〇〇が必要」という発想を疑ってみている。

 

「ハンバーグを作るためにはひき肉が必要」というのは「確かに」という氣はするけれど、「合いびき肉がないとハンバーグは作れない」というのはちょっと違う気がする。別に牛100パーセントでも、豚100パーセントでも、何なら鶏ひき肉でだって、ハンバーグは作れるはずである。

 

もう少し言えば、「つなぎのパン粉がないとハンバーグは作れない」と思っている人がいたら、そんなことはないと言いたくなる。でも、世の中にはそういう思考になってるんじゃないかな?と思うことが多い。

 

「〇〇の資格を取らないと、〇〇できない」というのも似たような発想で。確かに、弁護士の資格を持ってない人が裁判で弁護したりはできないけれど、例えばコーチングとか、そういう資格に関しては、本当に必要かね?と聞きたくなることもある。

 

あるいは、既にその条件は満たしているのに「経験がないから」とか「もっと知識を付けてから」という人もいる。

 

いや、わかるけど、実際にやってみて知識と経験を身に付けたらええやんか、と思うこともある。やってみないとわからないことは、世の中には山ほどある。

 

まじめな人ほど、資格とか、条件とか、いわゆる「〇〇じゃないと」思考に陥りがちな気がする。レシピにある材料をすべて揃えないと、その料理ができないと思っているタイプだ。

 

でもぼくは「そんなことないんじゃないですか」と常々問いかけている。パン粉とナツメグがないからと言って、ハンバーグが作れないわけではない、と声を大にして言いたいわけだ。

 

「お金がないと生活できない」という人がいたら、本当ですかと問う。田舎に移住して、自給自足の生活を送れば、お金がなくても生活できるかもしれない。

 

あるいは、ぼくの知っている限りでは、ゼロ円で北海道から沖縄まで日本を縦断した人がいる。となると、「お金がないから、旅に行けない」というのは、正しくないということになる。

 

とても厳しい言い方をすれば、どうしてもそうなりたい、それをしたいと思えば、万難を排して、なんとかできる方法を探すはずなのである。「〇〇がないから」というのは言い訳に過ぎないというか、しなくて済む方便に使っているに過ぎない。

 

ひき肉がないけどハンバーグを作りたい!となれば、どうにかしてひき肉を手に入れるか、豆腐で代用するとか、何か手を考える。それをどうしても実現したいと思えば、なんとかしようという意欲も知恵も出る。

 

もちろん、トライして失敗することはあるだろう。ハンバーグを作ろうとしたのに、どうしてもおぼろ豆腐にしかならなかった、ということもあるはずだ。でも、そのトライしたことは決して無意味ではないし、そのことによって得られるものもあると思う。

 

だから、「〇〇じゃないから」とか「〇〇が足りないから」とか「〇〇が必要だから」と思う前に、「どうやったらそれができるのか?」と考えてみていただきたい。と、これは半分自分に言ってるけれど。

 

そこから、「だったら、これならできるんじゃないか」、「こうしたらどうだろう?」という知恵が生まれるはずだ。そこからスタートしたい。

 

 

そんな2021年にしたい、とぼく自身は思っているわけです。

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