「好きなことをして生きていく」の本当の意味

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「好きなことをして生きていく」のと「やりたくないことはしない」のは、似ているけれどちょっと違う。ポップコーン正一・正二くらい違う。あるいはマナカナくらい違う。

 

正確に言えば、「好きなこと」をどこに設定するか、にもよると思う。以前、ぼくが敬愛してやまない「あーすじぷしー」は「『好きなことで生きなさい』は“おこた”で“みかん”ではない」という素晴らしい記事を書いていた。もはや、この記事を読んでくれたらいいわけなのだが、もう少しだけ続ける。

 

そして、この記事のことは当『そのたもろもろ』でも以前取り上げた氣がするけれど、ちっちゃいことは氣にしないでいただきたい。それワカチコワカチコ。

 

https://ameblo.jp/naho-earthgypsy/entry-12168745254.html

 

要するに、「好きなことをして生きていく」と聞くと、目先の楽しいこと、楽なことに目が行くケースがある。でも、それが本当にあなたのやりたいことだろうか?ということである。

 

「好きなことをして生きていく」の中には、「本当はやりたくないこと」が含まれるケースもある。やりたくはないけれど、続けていくことで新しい何かを発見できたり、自分のやりたいことに近づけたりすることは多々ある。

 

例えば、世界一の空手家になりたいとする。としたら、まずは正拳突きなり何なりの基本、あるいは型を身に付ける必要がある。そのためには、毎日稽古する必要があるだろう。

 

それを「正拳突きとかダサいからやりたくない」とか「毎日稽古とかムリ~」というヤツが、空手世界一になれそうだろうか。私は無理だと思う。どれだけ引き寄せの法則を活用しようと、どれだけ潜在意識を書き換えようと、どれだけアファメーションをしようと、たぶん無理だ。

 

もう少し先まで見て考えるとするならば、「なぜ、何のために世界一の空手家になるのか」というゴール設定というか、ビジョンが必要だろうと思う。空手を通じて世界を平和にしたい。そのメッセージを全世界に発信するためには、どうしても空手世界一になる必要がある・・・となれば、必死に稽古するはずである。

 

別に、誰もが世界平和みたいなデカい夢を持たなくてはいけない、とは思っていない。でも、あなたが本当に成し遂げたいこと、本当に実現したいことのためには、目の前の「やりたくないこと」をやることすら、やりたいことに含まれちゃうんじゃない?と聞きたくなるのである。

 

むろん、いらない我慢を強要するつもりはない。本当にやりたいこと、目指したいことが見えていたら、その道の途中に「ちょっとやだな」と思うことがあっても、楽しく乗り越えられるんじゃないか?と思うのである。

 

基本的にぼくは「やりたくないことは一切やらなくていい」と思っている人である。でもそれは、目先の「やりたくないこと」ではなくて、「本当はやりたくないけれど、やらなきゃいけないと思い込んでいるもの」をやらなくていい、ということである。

 

むしろ、本当にやりたいこと、実現したいことのためには、ちょっと苦手だなと思うこととか、これを乗り越えないとアカンなと思うことは、取り組まざるを得ないケースもあるだろうと思っている。

 

そういうものは、どんなに逃げても向こうから追いかけてくる。ご安心いただきたい。無理に「これに取り組むぞ」なんて思わなくても、逃げ回っていてもどうしてもやってくる。だからその時は、覚悟を決めてやるしかない。

 

そんなこともあっていいんじゃないかな。

 

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