「素直な負けず嫌い」の姿(BCC DAY:7)

 

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DAY7:『須田達史 波瀾万丈伝』(須田達史 監修)

 

このブログ記事は、

「7日間ブックカバーチャレンジ」

との連動企画となっております。

 

基本的には、7日間連続で、

ぼくが好きな本、影響を受けた本をSNSで紹介、

その内容をブログで紹介していきます。

よって、7日間が終わったら終了する予定ですが、

調子に乗ってもう少し続けるかもしれませんし、

7日間続けないかもしれません。

 

DAY7:『須田達史 波瀾万丈伝』(須田達史 監修)

 

 

ぼくが影響を受けた(受けている)人の本・・・

という意味では、この一冊

(シリーズ8巻くらいあるんだけど)を

挙げないわけにはいかない。

 

読んでいただければわかるのだが、

この本に登場する人は

本当に実在の人物なんだろうか?と思うほど、

その半生はドラマチックかつ、

エネルギーに満ち溢れている。

 

一言で言えば「マンガ」である。

 

例えば・・・

・強さに憧れ、中学は鉄ゲタを履いて登校

 

・高校卒業と同時に自衛隊でも

 最も厳しい訓練が課される空挺部隊に入隊

 

・顔面を殴れないルールの空手では、

 自分よりでかい相手を倒せないことに納得がいかず、

 キックボクシングに転向

 

・日本チャンピオンになるものの、

 さらなる強さを求めてムエタイの祖国、

 タイへ武者修行

 

・その後、オランダに渡ってさらに修行を積むも、

 パンチドランカーになり現役引退

 

・引退後、トレーナーとして世界チャンピオンを8人、

 日本チャンピオンを20人以上輩出

 

・と思ったら、経営者の指南をする私塾を立ち上げる

 

かいつまんで書いたけれど、

どれもこれも一回の人生でいずれかが一つあれば、

十分なクライマックスになるだろうというものばかりだ。

 

これを全部やってきた人物が、

須田達史である。

 

この間にも、

パラグライダーで世界を目指したり、

ヨットに挑戦したり、

子どもの格闘技大会を主催したりと、

「それを経験してるだけでもすごい」

がたくさんある。

 

しかも、実話というのが恐ろしい。

 

例えて言うなら、

野球部だった少年が、

肩を痛めたのでサッカー部に入部するマンガ

(これは結局野球部に戻るのだけれども)や、

最初は地球制服をたくらむ怪獣を退治する話だったのに、

いつの間にかプロレスをやっているような。

 

そのくらい「え?」と言いたくなるような変貌ぶりである。

 

この本に出てくる須田さんの半生は、

むちゃくちゃである。

 

まさに「波瀾万丈」。

 

むちゃくちゃだが、

それぞれを全てやり切ってきた

感があるのがさらにすごい。

 

自分が「これだ!」と思ったら、

周りの反対を押し切ってでもやる。

 

自分がやると決めたら、徹底的にやる。

そこに妥協を許さない。

 

だから、それが他のことにも応用、

転用できるんだろうなあ、と思う。

 

たぶん、素直なんだろうな、と思う。

 

この本を読んで思うのは、

この人は、自分の想いや情熱に素直だから、

それにとにかく突き進む。

 

できるとかできないとか、

本当にやりたいとかやりたくないとか、

そういうことじゃない。

 

自分が目指したものに、

真っすぐに突き進む素直さが、

何とも言えない魅力なのである。

 

そして、何を隠そう、

ぼくに一番欠けているものだ、

という実感もある。

 

ついついアタマで、

打算的に考えがちな自分に

「ホントにそれでいいのか?」

と、生き様で見せてくれる。

 

そういう意味でも、

ありがたい一冊なのである。

 

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