自分の「心地よい」を選ぶこと

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最近、職場に行く、あるいは職場にいるのが大変気分がいい。

 

理由はいくつかある。

 

まずは場所を移転して、広くなったこと。

 

前の場所は東京駅のすぐ近くで利便性は高かったのだけれど、ちょいと狭かった。今は東京駅からの距離は少し離れた(とはいえ、徒歩圏内)けれど、東京メトロ京橋駅都営地下鉄浅草線宝町駅のどちらからも1~2分で着ける好立地である。その割に、広くなった。

 

環境もある。職場は3階にあるが、2階はこぎれいなカフェになり、1階は画廊である。この辺りは画廊や古美術商などがたくさんあって、ぼくが何かを買いに行くことはおそらく一生ないと思うけれど、雰囲気はとてもいい。

 

2階のカフェは、平日は自家焙煎のコーヒーをハンドドリップで淹れてくれ、ブレンドも3種類から選べる(しかも、お値段はルノワール以下)。ちょっと小腹を満たすものもある。遅い時間は営業していないのだけが残念だけれど、まあ、この辺りの環境を考えればそうなるか、という気もする。

 

周りのお店もなかなか良い。お昼に親子丼を出してくれる焼き鳥屋さんがあったり、古くからやってそうな街中華があったり、割烹だけどお昼にはとんかつを出している店があったり。この間はクロアチア料理屋を見つけた。クロアチアである。クロアチア料理店は、日本でここだけらしい。渋すぎる。ランチもやってるようなので、今度行ってみようと思っている。

 

そして何より、街の雰囲気が落ち着いている。これはとても大きい。東京のことを知らない人でも、新宿や渋谷、池袋と聞くと人がたくさんいて、ワーワーガヤガヤしているイメージがあるだろう。もちろん、その方が客商売のビジネスをする上では有利なのかもしれないが、ぼくはそういう環境に長く自分の身を置けない、と思ってしまう。

 

幸いにして東京駅(から少し離れているせいもあるが)近辺は、比較的雰囲気が落ち着いているし、人もそこまで多くはない。でも、決して少なくもない。ちょうどいいくらいだとぼくは思っている。

 

実は、こういうちょっとしたことが、とても大切なんじゃないか、とぼくは最近思うようになっている。

 

自分の毎日や、周りにあるものがどれだけ自分に合っているか、しっくり来ているか。自分の気分がいい状態を保てているか。

 

自分が気分良くいること以上に大切なことは、さほど多くない、と引き寄せの大家、エイブラハムも申している。

 

そういう意味では、自分をどういう環境に置くと機嫌が良いのかをサーチしておくこと、その状態に身を置くことは、とっても大切なんじゃないか、とぼくは思っている。

 

それは、仕事内容もそうだろうし、働き方もそう。日々の生活はもちろんのこと、どんな人と一緒にいて、どんな情報に触れ、どんなものを目にしてどんな音を聞くか、にも関わってくる。

 

そういう全てを、きちんと選ぶことが、自分自身を機嫌よく保つコツなんだと思う。

 

もう一つ大切なのは「選ぶ」ということだ。自分が選んでその場所に身を置いている、というのがポイントだ。結果的にそうなったとか、自分の意志とは違うけれど、と思うこともあるかもしれない。でも、それは結局「絶対にそうなりたくない」を選ばなかった結果でもある。

 

ぼくはある意味流されるようにこの場所に職場を構えることになったのだけれど、それがぼくにとってはとても居心地がよかった。自分がどういう場所にいたいか、さらに踏み込むと、どういう人と一緒にいたいか、どんな仕事をしたいか、どんな風に働きたいか、どう生きていきたいのか。これは自分で選ぶしかない。

 

二年前まで、ぼくは東京から千葉まで毎日通勤する日々を送っていた。仕事はそこそこ楽しかったし、やりがいもあった。評価も(一定は)されていたし、正直なところストレスはなかった。

 

でも、ぼくはその会社を退職して、今この仕事を選び、この働き方を選んでいる。選ばせてくれた環境や、そういう場を提供してくれている皆さんには感謝しかないが、最終的に選ぶのは自分しかいない。

 

上司の愚痴を言ったり、会社の悪口を言ったり、どうせ組織は変わらねーと言ってみたり、ぶつくさ言いながら日々を送るのもいい。別にそれが悪いとは思わない。

 

家族がいるから会社を辞めることなんてできないよという気持ちもわかるし、こんな仕事をしたくて今の職場を選んだわけじゃないと思う気持ちもわかる。でも、それもこれも自分の選択でしかない。

 

今のまま、不平不満を言いながら一生を送るか、それとも、自分で自分の生き方を選ぶか。二つに一つだろうと思う。正直、どっちだっていい。ただ、自分の気分がいいこと以上に、自分自身の生活の質、言い換えれば人生の充実度が上がることはない、と断言する。

 

何が言いたいかっつうと、まあ一度ぼくの職場に遊びにきたまえ、ということだ(笑)2階のカフェで、コーヒーでも飲みましょう。

 

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