削ぎ落とすこと
「削ぎ落とす」というのが、2019年下半期のぼくのテーマになるんじゃないか。
というか、それをテーマにする。
これまで生きてきた年月で、ぼくは色々なものを身に着けてきたし、学んでもきたと思う。ただ、良いとか悪いとかではなく、一旦それを削ぎ落とす時期に来ているんだろう、という感じを受けている。
「削ぎ落とす」というのは、ぼくのイメージでは「シンプルにする」、あるいは「自分の得意なこと、強いところを伸ばす」という感じ。そのために、要らないものを捨てていく感じ。
人によっては「手放す」なんて表現になるのかもしれない。
ともかく、荷物を減らしていくようなイメージだ。
ぼくが師事しているひとが良く出す例えを引き合いに出す。
「蕎麦もうどんもラーメンもウナギも寿司も出す店の天ぷら」と、「天ぷらしかない店の天ぷら」のどちらがウマいか。
もちろん、天ぷらしか出さない店の大将の腕がとんでもなくポンコツである可能性は否定できないにしろ、普通に考えると、天ぷら専門店の方が天ぷらはウマかろう。
あるいは、ボクシングで言うならば。
右ストレートもフックもアッパーもまあ、そこそこの選手と、右ストレートは威力抜群で世界級だが、他がイマイチな選手。これ、どっちが伸びると思うか。
実は、右ストレートが抜群な選手の方が、強くなる可能性が高い。というのも、「武器」がハッキリしているからだ。ここで勝負すれば勝てる、というポイントがあると、強い。何でもできるけれど、一発で仕留められる力が無いと、勝負の世界では勝ち残るのは難しい。
むしろ、圧倒的に強い「何か」があった方が良い。
そして、まずはそれを磨きに磨き上げた方が良い。
ぼくはどちらかというと、ストレートもフックもアッパーも、それなりに出来ないこたあないんだけど、いまいちパンチ力がないんだよねえ・・・というボクサーみたいなもんだと自分では思う。
アレコレできることはあるんだけど、「コレ」っていう武器がねぇ・・・という感じ。
だから、削ぎ落とす。いまのぼくには必要のないもの、いまはまだ要らないものを、削ぎ落としていく。そして、シンプルに「何か」を磨き上げていく。
そういう時期なんだろうと思っている。
さて。あなたはどうだろう?
自分の「武器」について、考えたことはあるだろうか。
削ぎ落としていって、自分の武器を磨いていった結果、どういう経緯でそうなるかは未知数だけれども、ひょっとしたらモテ始めるんじゃないかとこっそり期待しているのは内緒の話である。
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