自立しようと決めた。~一万人LIVEサイドストーリーvol.1~


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(名古屋メシ、ということで。ドテ煮カツ丼)

 

8月18日、19日に開催された「可能性無限大一万人LIVE」に、スタッフとして参加してきました。

ステージの内容について、僕がここで語ることはありません。というか、語れません。なぜなら、あまり見てないから(笑)。

別に「ステージ見れないくらい仕事してたんだもんね!!」的アピールだけではなく(それが皆無だとは言わない 笑)、むしろ裏側が楽しかった。

ステージについては観客の皆さんも語れるけれど、その裏側で起きていたこと、交わされた言葉、ちょっとした交流は、スタッフにしか味わえないもので。

 

なので、今回から数回にわたって、「一万人LIVEサイドストーリー」、もしくは私が感じたことをシリーズ的に書いていきたいなと。飽きたら、すぐ止めるかもしれないけど。

 

まずは、自分の話から(笑)。

実は、会場入りして、たくさんの人に「雰囲気変わったね」と言われたのです。

実際、髪を切った(長かったのを短髪に)、コンタクトレンズ入れてた(普段はメガネ)、日焼けした(ライジングサン焼け)、白Tシャツ(あまり着ない)という多くの変化点がありました。それに、ひょっとするとイベントスタッフとして、氣を張ってたのもあるかもしれませんね。

そういう諸々を説明すると「なるほど」と納得する人もいたけれど、「そういうことじゃないなぁ…」という人もいたし、中には「明らかに波動が変わった」と言ってくれる人もいた。

 

だから、こりゃ受け取ろうと。

この一万人LIVEに関わったことで、色々な人との出会いがあり、繋がりの深化がありました。それを通じて、僕のパートナーは取り組みたいことを見つけたし、その姿を見ていて、僕も感じることが多くありました。

 

僕のパートナーはとてもエネルギーの強い人で、これまで、僕は彼女のサポート役を果たすことが多かったのです。それがパートナーシップだと思っていたし、今考えると、そのポジションが楽でした。

「良い旦那さんですね」と言われることで自分の存在価値を見い出して、「◎◎さんの旦那さん」という立場から出ようとしなかったのです。彼女に判断を任せて、自分はくっ付いて歩いたり、お手伝いをするというスタンスが気楽だった。

 

でも、変わってくんだねと実感した。

いつ、というのははっきりしないし、それが一万人LIVEと直接関係があるかどうかも分からない。ただ、「あ。違うんだな」と思ったのです。正確には「これからは変わってくんだな」と。

その想いが、外見に出たのかもしれない。ただのコジツケの可能性もあるけれど。あるいは逆に、「雰囲気変わった」と言われたことで、こういう感覚か芽生えたのかもしれない。

  

いつも一緒にいるだけが、パートナーシップじゃない。

今までの私とパートナーの関係は、良くも悪くも「仲の良い夫婦」でした。そして、過去の僕は相手に合わせることこそが調和であり、夫婦円満の秘訣だと思っていた訳だ。

今後、別に仲が悪くなる訳では無いけれど(笑)、より自律した「個としての二人」という感じになってくんじゃないかなぁ、と思ってます。

例えば、これまでパートナーは僕を見ていて「どうして自分で決められないのか?」と思っていたんだそうです。

例えば、夕飯に何を食べるか。旅先での弁当は何を買うか。何かのイベントに行くか行かないか。そういう判断を、僕はパートナーに任せてきました。過去の僕にも言い分はあるけれど、任せきりにしてきたことだけは認めざるを得ません。

 

もちろん、必要なことは相談するけれど、ある程度、自立しようと思う。独りの時間を大切に出来なければ、二人の時間を有意義に過ごすことは出来ない。うん。そのことに気付いていなかった。

物理的にも、精神的にも別々に過ごす時間をそれぞれに充実させた上で、二人、あるいはみんなで時間を共有する。どちらかがどちらかに依存したり、寄りかかるのではなく、まず一個人として生きる。当たり前なんだけど(笑)、そこを意識したいなと。

そんなことを考えてます。