「求められているかどうか問題」について

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どうも。あなたの想いを文章にして遺す、ライターの「あべのぶお」です。

 

〇求められているかどうか問題について

「求められてるかどうか問題」ってのが、(たぶん)昔からぼくの中にはあって。

 

「求められてないことは、自分がどんなにそこに想いを持っていても、やるべきではない」という信念というか、あるいは思い込みがぼくの中にはある。正確に言うと、あった。

 

例えば。ぼくはずっと小説家になるもんだと思っていたのだけれど、小説を書くたびに「これは本当に面白いのか?」、「この作品を生み出すことは世の中に求められているのか?」と考え込んで。考え出すと、それ以上書き進めることができなかった。

 

言い換えれば、その程度の想いの重さだったんだろう、と今のぼくは思っている。

 

それが良いでも悪いでもなく、そういうもんだった、ということ。

 

ただ、いまのぼくは、少し違った想いも持っている。

〇求められているか、よりも、自分の想いを乗せられるか

もちろん、誰か(あるいは、何か)に求められていることをする、というのは、尊い。意義がある。意味があるし、素晴らしいことだとも思う。

 

ただ、それと同じくらい、自分がそのことに想いを持っているということは、尊いし、意義があるし、意味もあるんじゃないか、と思っている。

 

一つ間違えれば、独りよがりに過ぎないものになってしまうかもしれないけれど、それでも、その想いを深め続けることに、何の意味もないのだろうかね。

 

正直なところ、ぼくの中に「これ」という答えはない。ただ、求められていなくても、その想いを大切にすることが、あってもいいんじゃないかとは思っている。

 

誰かに求められることだけが大切なのではなくて、自分が想いを乗せること。それも、同じくらい貴く、意義深いことなんじゃないか、とぼくは思っている。そして、その想いが重ければ重いほど、どこかで誰かに伝わっていく。

 

そんなことを考えている。

 

〇例えるならば

わかりやすく例えるならば、片思いに近いものかもしれない。

 

お互いに求め、求められる関係であれば、それは相思相愛で、美しく、素晴らしいものだ。これは、自分も想いがあるし、相手からも求められている、ということだ。

 

でも、自分の想いが相手に届かなくても、あるいは、相手から求められていなかったとしても、想い続けることが何の意味もないと言い切ってしまうのは、ぼくはちょっとできない。

 

 

もちろん、ストーカーとか、アイドルに粘着するファンとか、そういうのは相手に対して悪影響があるわけで、それを推奨したいわけではない。

 

ただ、叶わない想いは無意味だから、いますぐ捨ててしまえという意見には、ぼくは賛成できないらしい。

 

もちろん、好きな人と結ばれることが恋愛においては最終ゴールだし、最高の幸せだろう。でも、相手が自分を選ばなかったとしても、その想いは決して間違いではないし、そう簡単に捨てられるものでもないだろう。

 

いや、「場合による」と言われればそこまでだけれど。

 

〇自分の想いを深め続ける

ええと。ぼくは別に恋愛論、片思い論を語りたいわけではなくて。

 

求められているかどうかは、もちろん大切だ。特にビジネスにおいては、顧客が求めているものこそを提供することに意味がある。

 

ただ、顧客にせよ、社会にせよ、求められているものにだけ応えることが、本当に素晴らしいことだとは、ぼくには思えない。自分の中にある強い想いを深め続けていくことも、時には必要なんじゃないか、と思っている。

 

それこそが、自分の中にある情熱、パッションであり、自分が生まれてきた意味にも直結するんじゃないか。ぼくは、そんな風に思っている。

 

簡単にあきらめがつくなら、それでいい。ただ、どうしても何度も自分の想いがそこに帰っていくのなら、それは深め続けた方が良いのかもしれない。

 

誰かに求められているからとか、求められていないからとか、「誰か」を理由にするのではなく。自分自身の想いを大切にする。そういう生き方もアリなんじゃないか。ぼくはそう感じている。

 

さよう、ぼくの想いが本田翼に届いていなくても、その想いを深めることに意味があるってことだ(絶対に違う)。

 

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