この世で考えた、この世の話

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どうも。あなたの想いを文章にして遺す、ライターの「あべのぶお」です。

 

〇あるはない、ないはある

先日、般若心経の翻訳と言うか、意訳と言うか、そんなんを聞く機会があった。

 

全部書き写そうとするとそれはそれで、大変だし、曖昧にしか覚えていないので、一部をざっくりお伝えする。それが、今回のブログのテーマになる、と思っていただいてたぶん大丈夫だ。

 

「ある」は、ない。
「ない」は、ある。
「ある、はない」もない。
「ない、はある」もない。
何もない。

 

結局、そういうことなのである。

 

どういうこと?と思うだろう。そりゃそうだ。ぼくだって、カンペキ100%「そうだ!」と思っているわけではないのだから。

 

〇この世は結局かりそめの場所

結局この世は、ぼくらにとってかりそめの居場所でしかない、ということなのだ。

 

いくら「東京在住です」、「大阪に居を構えてます」、「事務所は福岡で、普段はニューヨークにいます」てなことを言ったとしても、ぼくらは結局「この世」という、スタートした時点で一直線に終わりへと向かう旅の途中にいるに過ぎない。

 

だから、この世で味わう感情や心の動き、喜びや苦しみ、悲しみ、憤り、哀れみ、呆れ、嫉妬などなどは全て、実は「ない」のである。

 

そう思うとか、思わないとかではない。ただただ、そういうもんだ、とぼくは思っている。

 

もちろん、皆さんがどう感じても構わない。ただ、ぼくはそんな風に思っている、ということだけ、まずは書いておく。

 

この世の一切は全て空っぽであって、確かなものなんて何もないのだ。

 

〇それ、面白い?

一方で、ぼくらがこの旅を続けている中では、色々考えたり、感じたり、心が動くことがある。ぼくは、それこそがこの旅の目的なんだろうと密かに思っている。

 

喜びも苦しみも悲しみも憤りも哀れみも呆れも嫉妬も、そういうぐるぐるしたものを味わうために、ぼくらはこの旅をしているんだろう、と最近は思っている。

 

感情や、心が動くことがなくなる、なんてことは、たぶん一生ない。むしろ、それを失ってしまったら、この旅を続ける意味、あるいは価値がなくなるんじゃないかな?とぼくは思っている。

 

感情や心が動かなくなるということは、例えて言うなら、モンスターやダンジョン、街や塔、謎解きも出会いも別れも一切ないRPGをプレイしているようなものじゃないかな?と思う。

 

あるいは、穴っぽこも土管も「?」マークの付いた箱も、当然ク〇ボーやクッ〇も出てこないスー〇ーマリ〇ブラザー〇をやってるようなもんだ、と思う。

 

要するに、こう聞きたくなる。

それ、面白いですか?と。

 

〇自分のことは棚に上げて言う

だからこそ、ぼくは自分も他人もひっくるめて、人の感情をこそ大切にしたいと思っている。人の目を氣にして生きる、ということとは、少し違う。自分のこういう言動が、人にどういう感情を湧き起こすのか?を、よく考えたい、と思っている。

 

自分自身が100%できている、とは到底思わない。ただ、「人情」や「筋」や、そういうものを大切にしたいなとは思っているらしい、ということに最近氣が付いた。

 

ぼく自身、他人さんからすれば「そりゃないぜ」とか「そういう言い方はないだろう」と思われることはある。いや、多々ある(笑)。もちろん、そう思うのは相手であって、こちらは関係ないという考え方もできる。

 

が、一旦立ち止まって考えてみる、感じてみるということも、時には必要なんだろうとも思う。

 

どうせいつかは死にゆく定めなわけで、それならば自分の好きに生きたい、というのもわかるし、僕もそう思う。人のことに氣を配って、自分を殺して生きるなんて辛いよねというのもまた、わかる。

 

が。ぼくはやっぱり、もう少し大きな視点で物事を考えたい。今はあくまで希望でしかないのだけれども。

 

それ故に、ぼく自身がイラっとしたり、ムカついたり、悲しくなることもある。それはもう、ある意味仕方がない、とも思っている。それはそれで味わいつつ、死ぬまで続くこの旅を味わい尽くしていこうと思っている。

 

あー。腹立つ(冗談です)。

 

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