夢や目標に近づくための第一歩


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例えば、あなたが何か成し遂げたいと思ったり、何かしたいと思った時、あなたならどーします?という話から入ってみたい。

 

今、僕がテーマにしたいと思っているのは「ちょっと大きめのこと」だ。

 

 

例えば「アイス喰いたい」ならば「コンビニ行ってくれ」だし、「ジャンプ読みたい」なら「とりあえず月曜日まで待て、そしてコンビニ行ってくれ」だ。

 

コロコロコミックスとかサンデーについては、質問を受け付けない。

 

あなたが夢に見ていて、いつかはこうしたいなあ、と思っているのだけれど、今のところちょっと実現の可能性が低いなあと思っていることについて。

 

たぶん、それが実現していない(あるいは、実現する見込みが低そう)だと思っているのは、何らかのハードルがあるからだ。お金がない、実力が伴わない、チャンスがない、etc.

 

 

■夢を叶えるための方法

「自分が書いた本を出版したい」、「テレビに出たい」、「俳優になりたい」、「自給自足できる村を作りたい」、「歌手になりたい」。まあ、他にもきっと色々あると思うけれど、例えばこういうことを実現するためには、どうしたら良いのか。

 

実はこれ、僕もずっと分からなかったのだけれど、昨日、ある集まりに参加していて、ハタと氣が付いて、今日友だちと話していて、その思いを改めて強く思ったことがある。

 

自分の願望を叶えるための秘訣がある。それは。

 

「とりあえず、人に話す」

 

以上である。

 

うむ。

 

「バカにしてんのか」
「詐欺師」
「いい加減なことを言ってPVを稼ごうとするな」
「あと、無駄な改行で文字数を稼いでるのがミエミエ」

 

とかとか、色々な反応が返ってくることと思う。でも、実はこれ、とっても重要だし、大切だし、しかも意外と「やってないこと」じゃないかと思うのだ。

 

■とりあえず、僕の場合。

僕の場合、長い間文章を書いて生計を立てたいと思っていた。より具体的に言うと、小説家になろうと長いこと思っていた。でも、人には言わなかった。なぜなら「小説を書きあげていなかった」から。

 

とりあえず、小説の1つや2つ書いて、その上で人に話すならまだしも、作品もないのに小説家になりたいなんて、アタマおかしいんじゃないか、と思われると思ってたのだ。んで、自宅でうんうん唸って小説を書いては止め、止めては書いてを繰り返した。

 

そんなある時、親しい友人に「小説家を目指していた」という話をした。心境の変化があったわけではない。どちらかと言えば、若気の至りでそんなことを目指してました、というくらいのトーンで話をした。

 

ところが、そのことをその友人が覚えていたらしく、「小説を映画の脚本にするのだが、手伝ってくれないか」という話が舞い込んだ。びっくりした。できるかな?と思ったけれど、できた。「小説家」という形ではないけれど、自分が創作(まあ、二次創作だけど)したものが世に出る、という夢が叶ったわけだ。

 

むろん、小説をコツコツ書いて、文学賞に応募して、誰も知らないうちにパンパカパーンとデビューする、というのも華々しいしカッコいい。ただ、こういう実現の仕方もある、ということだけは知っておいて損はないと思う。

 

■「人に話す」のは、実現への第一歩

何事もそうだ。とりあえず「人に話す」ということは、その夢に対して何らかのアクションを起こしているということだ。その時点で、既にもう実現に向けた一歩を踏み出していることになる。

 

「俳優になりたい」と思って、その話を人にして、養成所や俳優育成のワークショップなんかに通っていたら、「そういえば、俳優目指してたよね?」なーんて言って、事務所を紹介してくれたり、映画監督やプロデューサーを紹介してくれて、そこから役が付いて・・・なんてことも起こらないとは限らない。

 

自分の目標や、やりたいことを「人に話す」のは、実は立派な「アクション」なんだと、ある友人は言った。なるほどなと思った。

 

人に話すだけで実現することもあれば、実現しないこともあるだろう。その違いがどこにあるのかは、僕にもよく分からない。ただ、「その目標に向けて、自分なりに動いている」ことや「その目標が、みんなのためになること」だと、実現に向けたスピードが速いような氣がする。

 

目標に向けて頑張ってるし、その目標がみんなのためになるのに、なぜか実現しない、上手く進まない・・・と思ってる人は、まず「人に話してみる」と良いかもしれないですよ。その想いが、話した相手に伝われば、その人が直接何かをしてくれるのではなくても、どこかで何かがつながって、実現に向けての推進力が生まれるんじゃないか。僕はそう思っています。

 

自分一人でできることなんて、たかが知れている。ならば、人の力も借りれば良い。そう思えるようになったのは、実は本当に最近のことなのだけれど。