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ゴールから逆算することについて

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一応、これでも長いこと社会人として仕事をしているのですが、それでも、「ああなるほど、そういうもんか」と思うことがあります。というか、今までも教わってきたけれど、身に付いていなかったり、単に私がポンコツなだけかもしれませんけれども。

 

ほっとけ。

 

最近学んだのは「ゴールから逆算して考える」ということ。

 

仕事をする際に、最終目的を考えて、そのために今何が必要か、何をすべきかを考えて行動する。ふむ。至極当たり前なんですけども、これがなかなかできない。

 

■その仕事の最終目的を考える

例えば、資料を作る。ここで最初に考えるべきは「どんな資料を作るか」、ではない。むしろ「その資料を使って、誰が、誰に対して、何を説明し、どういう結果を導きだそうとしているのか」を考える必要がある。

 

すごーくかっちょいいプレゼン資料を作ったのは良いけれど、自社が提案したいことと真逆なことを書いていたら、意味ない。そりゃそうだ。

 

でも、時々こういうことをやらかしてしまう。目の前の仕事に集中しすぎて、最終目的を見失ってしまうことがある。

 

つまり、今何をすべきかを明確にするためには、「最終的に何を目指しているのか」をこそ、明確にしておく必要がある。そうすりゃ、今何が必要かは自然と決まってくる。

 

■最終目的をはっきりさせる

仕事なら、「社長にプレゼンする」、「取引先に自社製品を買ってもらう」とかまあ、最終目的は割とはっきりしていることが多い(はず)。逆に、最終目的のはっきりしない仕事を延々とさせられるなんて、ベケットカフカの世界だぜ(文学ジョーク)。

 

ところがどっこい。こと自分の人生に関することとなると、それがはっきりしないことが出てくる。

 

「幸せになりたいんや!」と思っているとする。うん。たいていの人は、幸せになりたいと思っているはずだ。でも、その「幸せ」という最終目的の形がはっきりしていなければ、今の行動は決まらないし、的外れなことをしてしまったりする。

 

第一、幸せの形なんて千差万別だ。大橋巨泉みたいに(例えが古い)セミリタイアして、南国で悠々自適の生活をしたい、それが私の幸せだ!という人もいれば、毎日仕事があって、みんなから頼られる。それが僕の幸せなんです!という人もいる。ひょっとしたら、毎日胡麻をはしでつまんで、茶碗に移す単純作業をして過ごしていたいっ、という変わった希望の持ち主もいるかもしれない。いないか。

 

とにかく。自分にとって何が幸せなのかは、他人には分からない。だから、自分で見つけるしかない。お金がたくさんあれば幸せかどうかも分からないし、仲間に囲まれているのが必ずしも幸せとは限らない。一人で、とにかく静かに暮らすのが本当に幸せなんです、という人も中にはいるかもしれない。

 

■自分なりの幸せはどこにある?

そういう自分なりの「幸せ」、あるいは最終目的がはっきりしていれば、それに向かって全力で突き進めば良い。が。雑音も多い。「定年後に○万貯金がないと、老人破産する」とか、「今のうちに貯金しておかないと」とかとか。

 

いや待てよと。あなたの最終目的は「それなりの老後を送ること」、それでよろしいですか?と聞きたくなる。もちろん、それがイエスなら、まあ良い。そこで「うーん」と考え込んでしまうなら、ちょっと立ち止まった方が良いと思う。

 

別に貯金することが悪いことだとは思わないし、老後に蓄えを残しておこう、という氣持ちも分かる。でも、人は今を生きている。今幸せであることを目指さないで、「老後のために」ってのも、妙な話だとは思う。しつこいようだけど、そういう考え方もあっていい。

 

ただ、「何となく、そう言われてるから」とか「そういうもんらしいから」という理由で、自分の幸せを決めているのだとしたら、もったいないと思う。

 

■かくいう私も

と、ここまでエラソーに書いておいて、僕自身の最終目標は何か?と聞かれると、今はまだ困る。自分がどういう世界を生きたいのか、どういう環境に身を置きたいのか。正直なところ、「コレ!」という答えは出ていない。

 

ただ、おかげさまで今の仕事は楽しいし、文章を書くことも楽しい。だから、こうして生きているわけだ。

 

そんなわけで、自分が理想とする世界、最終目的を探してみようと思っている。それが見つかったら、それに向かって、いま成すべきことをすれば良い、ということになる。

 

というわけで、今は準備段階。ずいぶん長い準備だな、と思われるかもしれないけれど。最終目的が明確でなかったことにすら氣付かずに一生を終えてしまうよりは、大分マシだと今は思っている。