20170130_コンパニオンプランツ的生き方



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■そもそもコンパニオンプランツとは

コンパニオンプランツ」というのがあるらしくて、とても良いなぁ、と思った。

 

コンパニオンプランツとは「共栄作物」とか「共存作物」と言うらしく、コイツとアイツを一緒に植えとくと何かとエエで、という組み合わせのこと。

 

例えば、トマトとバジルを一緒に植えると、トマトに付きやすい害虫を遠ざけ、トマトも美味しくなる、らしい。しかもすぐにトマトソースも作れる。違うか。

 

または、サトイモとショウガを一緒に植えると、サトイモのつるの陰でショウガが良く育ち、両方生育が良くなる、なんてのもある。

 

ネギの根っこにいる菌が、他の植物の病気を防ぐ、なんて組み合わせもあるそうなので、奥が深い。

 

ちょっと調べた程度だから、詳しくは分からないけど。

 

■バジルはバジルを生きる

「許容しあえる世界」というのが、ここしばらく(というか、たぶんこの先もしばらく)僕の中でのテーマになっている。多様性を認める世界、と言ってもいい。

 

そこでキーワードになるのは、こういうコンパニオンプランツ的な考え方なのかなぁ、と思う。

 

別にバジルは「トマトさんのお役に立ちまっせ」と思って生きている訳ではないし、サトイモにしても当然そう。

 

ただ、己を100%生きる、もしくは生きようとすることが、結果として他の人の役に立っている、ということ。

 

たぶん、人間が「雑草」と表現してしまう、道に生えている草も、どこかで何かの役に立っているんだろう、と思う。

 

■自分の人生を大切に生きる

だから、人間も「自分は何の価値もない、役に立たない」と思う必要はないんだよなぁ、と思う。ただ、自分の人生を大切に生きようとさえしていれば。

 

その結果、そのことが誰かのお役に立つ、あるいは既にお役に立っているかもしれない。

 

「人の役に立とう」と志を立てるのも素晴らしい生き方だし、良いことだと思う。でも、まず自分の人生をしっかりと、自分が満足できるように生きる。その結果、そのことが人の役に立っていたというのも、とても素晴らしい在り方じゃないかな、と思う。

 

自分にとって喜ばしい生き方が、結果として人の役に立つ。そういう人でありたいと僕は思っています。