20170118_君はスペースコロニーに住めるか


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昔はスペースコロニーに住みたいなと思っていたのです。スペースコロニー。ご存知の方はご存知でしょうが、ガンダムに出てくる居住用の人工惑星みたいヤツ、です。
 

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↑こんなヤツの中に、人々が住んでるわけです(画像引用:GUNDAM EXCEED)。
 
まあ、ガンダムの劇中ではこのコロニーを攻撃して、惑星に落っことすという「コロニー落とし」なる乱暴かつ卑劣かつ破壊力抜群の戦術まで生み出されるわけですが・・・その話はどうでも良い。
 
スペースコロニー」についてWikipedia(通称ウィキ兄)に聞くと、こんな回答でした。
 
スペースコロニー(Space Colony)とは、1969年に当時アメリカのプリンストン大学教授であったジェラルド・オニールらによって提唱された、宇宙空間に作られた人工の居住地である。
 
大真面目のヤツだった(知らなかった)。
 
ともかく。僕のスペースコロニー知識はどこまで行ってもガンダム止まりで、「気温の調節とか出来るんだ!」とか「農地にだけ雨降らせたり出来るんだ!」とか、思ってたわけです。
 

■今はどうかと言えば

たぶん、今スペースコロニーに住めますよと言われても、たぶん断ると思う。どちらかと言えば、むしろ住みたくない。落とされるから、ではない。
 
なぜか、と問われるならば、こう答えます。
 
「そこには空がないから」(キメ顔で)。
 
そう。スペースコロニーに住むということは、おそらくは作り物の「空」を眺めて生きることになる。それはちょっとなぁ、と思ったのです。
 
もともと僕は都会育ちで、さほど自然が大好き!自然がないと生きていけない!というタイプではない。
 
ところが、最近は自然の中で暮らしたいなあと思っています。ただ、今すぐ田舎に住みたい!というわけでもない。確かに、田舎は都会よりも自然のそばで暮らすことができるけれど、都会にだって自然はある。一番身近で自然を感じさせてくれるのが、僕にとっては空なんである。
 

■自分でも氣付いていなかったけれど

僕はどうも空を眺めるのが好きらしい。都会にいても、空を見上げると、そこには全くの自然があると感じる。そして空を見ていると、こりゃー人間にはどう逆立ちしたって真似できない、という景色が広がっている。それは、都会でも田舎でも関係ない。
 
もちろん、都会では大気汚染で空が良く見えなかったり、田舎では遮るものが少なくて、より空が広く見えたりする。目視で確認できる星の数が、都会と田舎では全然違う、とかもある。それでも、地球にいる以上、どこにいても頭の上には空がある。たぶん。
 
そういうわけで、僕は今のところスペースコロニーでは暮らしたくない。ジオン側の人たちには「地球の重力に縛られた人」と言われるかもしれないけれど。