20170114_ストーリーの力


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フィクションの力、あるいはストーリーの力について考えた。
 
もし、この世の中が事実だけが素晴らしいもので、情報にしか意味がないとしたら、なぜ人はフィクションなんてわざわざ読んだり、観たりするのか。
 
もちろん小説を読んでいる間、あるいは映画を観ている2時間くらいの間だけは現実を忘れられる、ということはもちろんある。
 
では、小説や映画は消費されていくものなのかと言えば、そうではないと思う。その後に何かが残る経験が確実にある。
 
真正面切っては言いにくいことや表現しにくいことも、ストーリーに落とし込むことで、伝わりやすくなることはある。物語を読んだりすることで、自分の中にある感情に気が付いたり、考えたりすることもある。
 
きっと、他にもあるんだろうけれど、とりあえず、今のところ気が付いたのはそんなところ。
 
物語を作ったり、読んだりすることの必然性というか、必要性というのはそういうところにもあるのかなあと思う。
 
今日は眠いのとか、いろいろあるから、さっくりと終わる。じゃあの。