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100%を、すっと出す

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(最近食べたお好み焼き。美味)
 

ある落語家さんがインタビューで「自分の100%をすっと出すのが理想」と言ってたのを、急に思い出しました。安定して平均80%、でもなく、頑張って120%でもなく、自分が出せる100%の実力を、常にすっと出す。頑張らず、気張らずに、すっと。

 
ずいぶん前に読んだインタビューの内容を思い出したのは、僕が今日、昇格試験を受けたからだろうと思います。
 
僕は昔から一夜漬けが好きではないので、試験勉強などでも一夜漬けをほとんどしませんでした。今回も当然、してません。いつも「普段通りやれば大丈夫でしょ」とタカをくくって過ごしてきました。ま、その結果大事故、ということもありましたけど。今考えると、僕の「普段通りやる」は「準備をしないことへの言い訳」だったのかなあ。
 
しかし、この「自分の100%をすっと出す」という考え方はとても良いなぁと感じたし、今もそう思います。
 
実は、同じような話をしてくれた人がもう一人います。それは、僕の友人であり、かつ尊敬するマイメンでもあるのですが。彼は、ある大会で二連覇を果たしました。その時の話を聞くと、彼は「何か特別なことを大会で見せようとは考えなかった。ただ、普段通りの自分を、普段通り出すことだけ意識した」と言うのです。
 
大会までの日々、そして大会前日から当日にかけて、彼が取り組んだのは「『普段通り』を出せるよう、自分を整えること」だったそうです。お腹が痛いとか、トイレ行きたいとか、寝不足だなんてことがないように、身体のコンディションを整える。さらに、自分の気持ちが乱れていたり、緊張し過ぎたり、はたまた緊張や不安を隠そうとカラ元気を出したりすることなく、落ち着いた状態でいる。要は「自分として、その場に存在する」ということ。
 
「普段通りを出すだけ」というのは、実は結構勇気のいることだと想像します。試験や大会、本番になったら、頑張っていつもの自分より良いものを出したい、という気持ちが生まれるのが人情。そこを敢えて「普段通り」で臨む。
 
これは、普段から自分を磨いて、研鑽しているからこそ言える言葉かもしれません。普段から自分がレベルアップしているのを感じるからこそ、いざという時にもジタバタしない。
 
さて。今日受けた試験、どうだったかな。ジタバタしまくりましたが(笑)。