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そこに大きな愛はあるか?


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沖縄でのお話。たぶん、これが最後かなと。

 
沖縄で、3人の経営者のパネルディスカッション(みたいなもの)を見る機会がありました。
 
経営している会社の業種は、三者三様。でも、私が共通して感じたのは「創業か否かが問題ではない」ということ。
 
一人の社長は3人の娘がいるシングルマザー。働き口を探した時に言われたのは「子どもおるんやろ?」だったと。
 
この後に続くのは「残業出来ないでしょ」、「子どもが熱出したら休むんでしょ?」エトセトラ。そりゃそうだ。子どもいるんだから。子どもを育てるより大切なこと、この世の中にあります?と、今の私なら思う。
 
でも、以前の私と同じく、旧式の社会ではこういう言い分は通らなかった。で、彼女は「優しい社会を作る」と決意して、起業したのだそうです。
 
もう一人の社長は、学歴が無かった。学歴がないことで、個性を発揮できる仕事に就くことが出来なかった。

で、(ホントはもっと紆余曲折あるけど、省きますw)彼は、同じような状況を障がいを持つ方たちに見るわけです。
 
彼が実現しようと考えたことは、障がいのあるなしに関わらず、その人が持つ才能と、それを求める職場とをマッチングすること。そのために、彼は事業を興したのです。
 
もう一人の社長は、経済団体で全国でも珍しい女性次長となったものの、障害を持つ息子さんの出産を機に退社。子どもがいても仕事が続けられる社会づくり、そして障害を持つ子どもたちの福祉向上を目指して起業したそうです。
 
僕が感じたのは、どの社長も、創業の動機は「自らが理想とする社会を実現するため」だということ。

ひょっとすると、ホースのイヤーに般若心経かもしれませんが、「何のために、そのビジネスをするのか」、「そのビジネスは持続可能か、人や社会の役に立つのか」がキモだよなぁ、と。大げさに言えば「そこに愛はあるか」。自分の周りに対してだけではない、「大きな愛」があるのか。

この3人は、もし既存の企業や仕組みで自分の理想が実現したなら、起業は選んでいなかったんじゃないかな。誤解を恐れずに言えば、自分の理想を実現するために、仕方なく始めた。他に手段がなかったから、起業を選んだ。だからこそ、成功した。

本人たちに聞いたら「ちゃうでwww」と言われるかもしれないけど。

ビジネスを考える上で、今後は「そこに大きな愛はあるのか」を見ていきたいなと。儲かるとか儲からないとかの前にね。


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ブルーシールアイスに愛があるかどうかは知りませんが、紅芋アイスは美味しかったです(小並感)。