Be the Change you want to see in the world.

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"Be the Change you want to see in the world."

 

最近、この言葉にぶち当たり、大変感銘を受けました。その後、別の機会でも同じようにこの言葉を目にして。

 

いやもうほんと、これだよー、と。これこそ、今までの自分に欠けていたもの。

 

僕は昔から安全志向で、基本的に「失敗しないこと」をよしとするヒトでした。その割に人の批判や批評をするのが大好きで、「あの人はここが良くない」だの「あの人はこういうところがどーの」と言うことが多かった、あるいは今でも多い、かもしれないなーと思っています。

 

ただ、それはただの批評であって、何のプラスにも、屁のつっぱりにもならないわけです。言ってる本人としては「オレは分かってる」というつもりでいる。実際には、何も分かっちゃいないのですが。

 

そこで、冒頭の言葉が出てくるわけです。日本語で言うならば「あなたが見たいと思う変化に、あなた自身がなりなさい」。かのマハトマ・ガンジーの言葉です。

 

人の言動を見てゴチャゴチャ言うということは、何かを変えたい、良くしたいと思っているはずなのです。だって、興味も関心もないのなら、何も言わないはずで。人を批評しているということは、何か「こうすれば良くなる」、「自分ならこうする」という意識がどこかにあるはずで。

 

それなら、自分がそれをやればいい。自分がそれになればいい。この言葉は、そう言うわけです。人のことを言う前に、自分がそうなればいい。

 

冒頭のニワトリは、沖縄の名護市にある「ワカゲノイタリ村」の闘鶏「ボス」。ワカゲノイタリ村は、22歳の若者が今までとは違う生き方、社会の在り方を模索して、国際交流基地を自分の手で作りたいと、今年の3月から始めたエコビレッジ

 

自分で場所を探し、何のつてもないところから地主さんと土地を借りる交渉をして、自分が理想とする世界を作ろうとしている。

 

「『未来は僕らの手の中』(ブルーハーツ)なんですよ」と、語った(あるいは歌った)姿は本当に感動的ですらあったし、これこそ「自分が見たい変化に、自分自身がなる」ということだよなー、と。

 

僕にも、自分が見たい理想があります。そのために、まず自分自身がそうなる。そうやって、様々なものを動かしていく。そういう決意を新たにした、沖縄・名護での出来事でした。

 

今しばらく、沖縄で感じたことシリーズは続きそうです。

 

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