許すと、ゆるむ

自分の想いとか、感情とか、最初にそういうものを「許す」ことが出来ると、ゆるむというか、ほどけていくというか、解けていく、という感覚を持っている。 「許す」とは、認めること。あるいは、責めないこと、とがめないこと。 人は色々な感情を持つことが…

オンラインと「間」について考えた

新型コロナウイルスの影響で、色々なことが変わったし、変えざるを得ない状況になってきている。 ぼくは幸いフリーランスで、WEBでも比較的仕事ができる環境にあるから、恵まれているなとも思っている。 コロナの影響で一番大きく変化したのは、オンラインミ…

漫才師に学ぶ、歩みを止めないことの大切さ

人間、ある程度の結果や成果が出ると、安心したり、満足したりするものである。 樽を知る、もとい、足るを知るということはもちろん必要だと思う。樽を知る必要があるかどうかは知らない。あなたがウイスキーのブレンダーなら、たぶん必要だろう。でも、「足…

緩められると、締められる

ぼくが尊敬している武道の達人から「緩められるということは、締められるということでもある」という話を聞いた。身体の力みを取り、力を抜いて緩めることが出来れば、逆にいざという時には力を込める、締めることが出来るという話だった。 逆に、緩められな…

鍋は良いぞ

今回は、比較的自炊はしないけど、こんなご時世で全部外食ってのもどうかと思ってるんだよね系男子、特に独身男性諸君(いるんか、そんなくくり)に一言申し上げたい。 「鍋は良いぞ」。 冬の独身男性が自炊すべき料理の第一位は、鍋である。誰が何と言って…

自分を認めると、客観視できる

自分で自分のことを認めるのは、なかなか難しい。 これは2タイプあって。 1つめのタイプは「自分の良いところを認められない型」。いくら周りが「こういうところがステキ」、「こういう点が素晴らしい」、「ここが長所」と本人に伝えても「いや、そんなこ…

やることを決めるより、「やらないことを決める」

現代を生きるぼくたちは(どうやらこの書き出し、氣に入ったらしい)、とてつもなくたくさんの情報に囲まれ、また、とてつもなく多くのサービスを受けられる立場にいる。 「課題解決こそビジネスにつながる」と、ある人が言っていた。本当にその通りだと思う…

自分の感覚を認め、信じること(あるいは常識を疑うこと)

自分の感覚を認められるか、あるいは信じられるか、が重要になってくると思っている。 我々は、情報のるつぼの中を生きている。 現代社会は特に、自分の外側に様々な情報が錯綜している。誰が言ったのか知らないし、本当かどうかもわからないし、比較対象や…

「強さ」の本質(映画『鬼滅の刃』を見て)

映画『鬼滅の刃 無限列車編』を見た(ちなみに、マンガ全巻も読んだ)。立派な「鬼滅おじさん」と呼ばれるのを承知でこの記事を書いている。もう仕方がない。開き直ろう。 ※この先は映画『鬼滅の刃 無限列車編』のネタバレにあたる可能性があるので、気にな…

ネガティブを認めないと、ポジティブにはならない

あんまりこういうことを言うと好感度が下がるので言いたくないんだけども、敢えて言おう。 あ、誰だ、今「お前の好感度なんて、もともと限りなくゼロに近いわバーカ」って言ったやつ。出てこいコノヤロウ(暗闇に向かってファイティングポーズ)。 取り乱し…

自分の人生を生きるということ(脳科学的に見て)

面白い動画を見たのでシェアする。 www.youtube.com むろん、「もぎけん、寝起きか」とか「もじゃもじゃ」とか「劣化版葉加瀬太郎かな?」とか、そういう感想を持たれても構わない。だが、短い動画なんだけども、なかなか示唆に富むことを話している。 どの…

「好きなことをして生きていく」の本当の意味

「好きなことをして生きていく」のと「やりたくないことはしない」のは、似ているけれどちょっと違う。ポップコーン正一・正二くらい違う。あるいはマナカナくらい違う。 正確に言えば、「好きなこと」をどこに設定するか、にもよると思う。以前、ぼくが敬愛…

足りないものを探すより、できる方法を考える

「〇〇じゃないと、〇〇にならない」あるいは「〇〇するためには〇〇が必要」という発想を疑ってみている。 「ハンバーグを作るためにはひき肉が必要」というのは「確かに」という氣はするけれど、「合いびき肉がないとハンバーグは作れない」というのはちょ…

ルールにまつわるエトセトラ

「『ルール』って、何だね?」 唐突に『北の国から』の菅原文太風に質問してみたい。 ルールとは、何なのか。 調べてみると、「ドイツ北西部、ライン川と、その支流リッペ川・ルール川とに囲まれた地域。ヨーロッパ最大の工業地帯で、19世紀からルール炭田を…

「さけるチーズ」と「幸せ」の話

「今日のお言葉」 さけるチーズを自分でさいている人は幸せです。 さけるチーズは食べたことがあっても、自分でさいたことがない人も幸せです。 ちなみに、あなたのためにチーズをさいてくれる人こそ、あなたにとって大切な人です。 さけるチーズをさかずに…

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。 2020年は色々なことがありましたね。 2021年も、色々なことがあるでしょう。 でも、そんな色々を楽しんでいきたい。 そんな『そのたもろもろ』でございます。 さて。 ぼくは子どものころから、なぜか「お正月」というイベ…

2020年12月24日に考えたこと

12月24日、スーパーでお寿司を買って帰って、一人で食べた。 というと、「クリスマスイブなのに」とか「ぼっち乙」とか「それはあまりにも悲しい」とか、そういう声が聞こえてきそうな気がする(あくまでも気がするだけ)。 が、同じことを10月28日にしても…

情熱は伝播する

前から気になっていた、というか、なんでかな、と思っていたことがある。 野球にしろサッカーにしろ、なぜ昔から強いチームは今でも強豪で、弱いチームはそうでもないのか、ということである。 一番不思議だったのが、高校野球や高校サッカーで、「強豪校」…

『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』と、自分のアタマで考えること

『父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。』を読んだって話。

ポジティブとネガティブの向こう側

『No.1理論』(西田文郎著/現代書林 刊)という本を読んだ。 ぼくはこれまでの人生、およそ「No.1」とは縁のなかった人間で、どんな分野にせよ「No.1」になったことがないし、なりたいと思ったこともない。いや、きっと本当はあるんだろうけれど、自分の中…

なぜスタートを「切る」のか

考えてみてほしい。 ゴールテープを「切る」のはわかる。 あるいは、火蓋を「切る」のも、なんとなくわかる。火縄銃(なのかな)の「火蓋」を「切って」、発砲する。だから、何か物事を始めることが「火蓋を切る」んだろう。 では、なぜスタートを「切る」の…

自分の「心地よい」を選ぶこと

最近、職場に行く、あるいは職場にいるのが大変気分がいい。 理由はいくつかある。 まずは場所を移転して、広くなったこと。 前の場所は東京駅のすぐ近くで利便性は高かったのだけれど、ちょいと狭かった。今は東京駅からの距離は少し離れた(とはいえ、徒歩…

「自分が死ぬ時」をイメージする

ゴーマンになるくせがある。これには自覚がある。 こんな感じの決め言葉のマンガがあったよなあ、と思いつつ、個人的には傲慢でありたいとは決して思っていない。なのだけれど、そうなることがけっこう良くある。困ったもんだ。 で、その対処法として「死ぬ…

「豊かさ」について考える

「豊か」というのとは違うか・・・。 「豊かさ」というのは、実に厄介な言葉だとぼくは思っている。 当然、ここで言ってる「豊かさ」とは、大洋の黄金時代を支えたスーパーカートリオの一人であり、Jリーガー2名の父親である高木豊の度合いを示すバロメータ…

現代人に一番大切な「聞く力」

実は現代人に最も必要なスキルは「聞く力」なんじゃないかと最近考えている。 と言っても、ぼくはガリガリの1900年代生まれなので、過去や未来のことはわからない。なので、現代人に必要なスキルが、過去人や未来人にとってはどうなのか?については、ようわ…

「嫌い」の研究

自分の趣味趣向や主義、何が好きで何が嫌いかについて、知っておくことは有益だと思う。 そうでないと、ココ壱番屋(通称ココイチ)に行って、辛い物が苦手なのになぜか「5辛!!」とか言ってしまって、食べられなくて後悔したり、そんなに好きでもないお相…

聞かれて困る質問について

何の気なしの質問が、相手を大いに困らせることもある。ぼくにとってはこれがそれ、という話。

維摩経から学ぶ、相手に何か言いたい時に意識したいこと

人は学べる。お経からも学べる。

「元氣」について考える

どうにもこうにも、元氣が出ない。 皆さんにも、そういう時があるんじゃないかと思う。 今まさに、ぼくがそういう状態である。 だから、今ぼくが一番会いたくない人物はアントニオ猪木である。今イノキさんに会って「元氣ですかっ」と問われても「すいません…

言葉を選ぶことと、生き方を選ぶこと

『ジョジョの奇妙な冒険』を読み始めた。 「いまさら?」というコメントは受け付けない。私自身がそう思っているからである。 いまさらなのは百も承知なのだが(なぜ千も承知ではないのかは、ぼくは知らない)、これがまあ、面白い。当たり前か。面白くなけ…